2012年1月 7日

Androidにてbit.ly APIを使った短縮URLでインテント共有するアプリ

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みんなに知って欲しいと思うホームページを見つけたら、URLをコピーしてTwitterやFacebookなどに書き込んだり、メールで送信します。
しかし、Twitterは文字数制限が厳しいので、「短縮URL」が使われています。
Androidでは閲覧中のホームページを簡単にTwitterやメールなどで共有出来る仕組み(インテント)がありますので、短縮URLの応用方法をご紹介します。
 

Androidにおけるインテントの使い方は「Androidのアプリ間連携「インテント (intent)」と、戻るボタン (Back button)の実例」を参照下さい。

短縮URLサービス「bit.ly」への登録方法は(少し古いですが)短縮URLサービス 「j.mp (powered by bit.ly )を活用する」を参照下さい。

さて、Androidマーケットで「短縮URL」で検索するといくつかアプリが表示されますが、

1.ユーザー名、およびbit.ly APIキーが設定出来る(=自分だけの短縮URLを生成してくれる)
2.インテントで共有できる(コピー&ペーストではない)

という条件に合うのは、下記の2つでした。

◆URLを短くして共有する(作者:Takashi Hirai さん)

3つの短縮URLサービスに対応しています。
・goo.gl(Googleが提供しているサービス。このアプリではGoogleのAPIは利用できません)
・bit.ly
・j.mp(bit.lyが提供している一番短い短縮URLサービスの一つ。仕組みはbit.lyと共通)

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◆URL圧縮(作者:peko56 さん)

2つの短縮URLサービスに対応しています。
・goo.gl(Googleが提供しているサービス。このアプリではGoogleのAPIが利用できます)
・bit.ly

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この2つのアプリ以外の短縮URL関連アプリは、インテントが使えてもbit.lyアカウントが使えなかったり、インテントではなくコピー&ペーストだったりしました。

 

★短縮URLとは?

ホームページのアドレスを、文字数制限があるTwitterなどで投稿しやすい短いURLに変換するサービスです。
詳しくは少し古いですが「短縮URLに気をつけましょう」を参照下さい。

 

★あえて短縮URLサービスを利用する理由

(1)効果測定を行う

ツイートした時のURLがどれくらいクリックされたか?を知ることが出来ます。

そして、よく使われている短縮URLサービスは、ほとんどがクリック数が見えるようになっています。
私が今回紹介した「bit.ly」の場合、そのまま短縮URLを生成出来ますが、ユーザー登録をしてログインをしてから短縮URLを生成すると、独自の短縮URLを生成してくれるため、「自分のツイートのみのクリック数」を測定することが可能です。

 

(2)非公式RT(リツイート)対策

Twitter社は自社の短縮URL「t.co」を導入しました。
これにより、表面に見えているURLとは別にリンクURLを「t.co」で生成しています。

例えば、冒頭で紹介した以前の記事「短縮URLに気をつけましょう」のURLは
http://blog.osoe.jp/2009/10/short-url.html
で、これをTwitterに投稿すると、TL(タイムライン)の表示としては
blog.osoe.jp/2009/10/short...
となりますが、設定されているリンクURLは
http://t.co/w8nWBOf
です。
ユーザーは上記の仕組みを意識することなく自然に利用できる様になっています。

そして、公式RT(リツイート)するだけなら特に問題ありません。

しかし、(オススメしてるわけではないですが)非公式RTするとリンクURLは「表面上のURL」が使われるため、Twitterクライアントによってはリンクが壊れてしまいます。
もちろん、非公式RT自体が連続性を途切れさせてしまうので、元々持っている問題点ではありますが、可能な限りリンクを維持したまま非公式RTをして欲しい、というときにはTwitter社以外の短縮URLで出来ます。

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